そこに山があるからじゃない、この一杯の為に生きているからだ。
あの太陽のバカタレが、これでもかこれでもかと8日前の熱光線を地面に照らしつけるものですから、ワタクシのプリン体摂取量ももはや二次元グラフでは表現できない領域に達しております今日この頃でございます。
そのバカタレが放射する熱光線を浴びたさらにバカタレな太平洋高気圧から流れる湿った毒ガスのような空気から逃れるべく、八ヶ岳を目指したのでございます。
唐沢鉱泉から黒百合平を目指し、余力があれば東天狗~西天狗へと行くという今回の山行計画。
黒百合平までは八ヶ岳特有の気持ちのいい樹林帯が続きます。
今回同行した美女と野獣。
各々持参したカメラのシャッターを切りながら、のんびり歩くこと約2時間で黒百合ヒュッテに到着。
さあここから荷を軽くして先に待ち受ける天狗岳へ歩を進めようとしたその時、両の眼に飛び込んできたのは『キリン一番絞り生』の文字。
そこで始まるのは天使と悪魔のタイトルマッチだ。これまでこの快楽主義ブログをご覧になっていた賢明な読者ならばその結果は容易に予想できた事だろう。
空きっ腹に流し込んだ黄金色の超神水はみるみるうちに毛細血管の隅々まで行渡り、今まで必死に保っていた心を簡単に打ち砕いたのだ。挙句の果てに「天狗岳?なにそれうまいの?」だ。
それだけだとただのダメ人間ブログみたいでアレなので、いろいろ歩き回ってきましたよ。
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