ど~したんだ~い?コネコちゃ~ん♪

バードメン

2008年04月08日 08:01

4,4~5 キャンプレポ番外編でございます。

この日の夜はとても静かな夜でした。
我々、『放置キャンプ』の2人の他にキャンパーはチラホラ。

満天の星空のもと、酒を酌み交わしておったところ、脇でなにやらうごめく影がありました。


「ん?なんだろ・・・?」


と、ライトをそこに当てたその時!




「にゃ~...」


なんだか気弱そうに鳴いてるではありませんか。
そして暗闇で光る目。
そう、ネコ。
こんな場所だと、現れる動物ってのは、鹿とかサルとか・・・・・・
でも、ネコ。
「チチチチチ、どーしたんだい?コネコちゃん?」
と、姿勢を低くして手を差し伸べてみた。
最初はめちゃんこ警戒して、ワタクシが動くたびにビクッと逃げる体制。
何度目かして、手を差し伸べたら、あらあら、一目散にワタクシのもとへ。



あたし、チョビ・ヒゲ子♪


オッサンかおまえは!
いいえ、オンナノコでした。

気を許したのか、ワタクシにゴロゴロ、スリスリ・・・・・。
挙句の果てにはワタクシのヒザの上に登る始末。








めちゃんこ懐いとる!!
毛並みもいいし、おまえ、さては、どっかの飼いネコだな~?
昼間はいいコちゃんで、夜になると野生を取り戻して外を徘徊し、獲物を探すのはネコの特性。

でも、もしかしたら心無いクソッタレな飼い主に捨てられたのかも知れん。
おなかも空いているらしく、ワタクシ達の装備を荒らし始める。

「あ~コラコラ、悪いけどキミには喰いモンはあげられないのだよ・・・・」
と、言いつつ、その場の浅はかな甘さで鰯の味醂干しを一口あげてしまった・・・。反省。

その後も小一時間、この放置村を滞在し、チョビヒゲ子ちゃんは姿を消しました。


んー、どっかの飼いネコだったら問題ないんだけれど、もし捨てネコとかだったら、可哀想であーる。
もしそうだとしたら、一日も早く野生に戻り、そのへんのネズミくん達をおびやかす存在になって欲しい・・・・と、願うのであーる。




おしまい


















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