2011年10月29日
だれかここで俺と暮らさないか
あの暑かった夏の勢いも収まった秋の日、束の間の休暇を頂きましてちょいと東北地方への足を運んで参りました。
岩手県は遠野市。
遠野へ立ち寄ったのは何年ぶりでしょうか。
特になんの派手さもない田園風景のこの場所なのでありますが、ワタクシにとっては特別な場所なのであります。いや別になにがあったわけではないのだけれど、昔からの人々の暮らしがこの景色を形成しているような、このピュアでシンプルで飾りっ気のない歴史と生活サイクルがなんとも言えず好きなのであります。
そうそう、こんなのもありました。
『でんでら野』
まあ俗に言う姥捨て山ですな。
人は齢60を過ぎるとこの場所に捨てられ、昼間は里におりて農作業を手伝い僅かな食料を得てこの場所の小屋に戻り寄り添うように暮らしながら生命が尽きるのを静かに待ったそうです。
んー。年金問題であーだこーだ言っているうちはまだいい方なのかも知れませんな。
市街地から離れ、ちょいとお山の方へ行きますと・・・
うしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしう・・・・し。
「なんだおめえ、見ねえツラだな」
って言いながらオシャレなピアスを耳につけた若い牛が近寄ってきたと思ったら、
岩手県は遠野市。
遠野へ立ち寄ったのは何年ぶりでしょうか。
特になんの派手さもない田園風景のこの場所なのでありますが、ワタクシにとっては特別な場所なのであります。いや別になにがあったわけではないのだけれど、昔からの人々の暮らしがこの景色を形成しているような、このピュアでシンプルで飾りっ気のない歴史と生活サイクルがなんとも言えず好きなのであります。
そうそう、こんなのもありました。
『でんでら野』
まあ俗に言う姥捨て山ですな。
人は齢60を過ぎるとこの場所に捨てられ、昼間は里におりて農作業を手伝い僅かな食料を得てこの場所の小屋に戻り寄り添うように暮らしながら生命が尽きるのを静かに待ったそうです。
んー。年金問題であーだこーだ言っているうちはまだいい方なのかも知れませんな。
市街地から離れ、ちょいとお山の方へ行きますと・・・
うしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしう・・・・し。
「なんだおめえ、見ねえツラだな」
って言いながらオシャレなピアスを耳につけた若い牛が近寄ってきたと思ったら、
「おれの手は牧草じゃない」
おしまい
Posted by バードメン at 18:56│Comments(2)
│旅行記
この記事へのコメント
いいね。
田舎育ちの私、街の暮らしに疲れると帰りたくなる風景です
街で生まれ育った人もそんなふうに思うものなのかなぁ~
農耕民族だったご先祖のDNA?!
田舎育ちの私、街の暮らしに疲れると帰りたくなる風景です
街で生まれ育った人もそんなふうに思うものなのかなぁ~
農耕民族だったご先祖のDNA?!
Posted by みんみん at 2011年10月30日 23:17
みんみんさん
遅レス申しわけなく!
家から徒歩5分でコンビニと駅があるよりも、徒歩5分で牛がいた方がいいと思うワタクシのご先祖も元を正せば濃厚民族だったのでしょうね。いや農耕でした。
遅レス申しわけなく!
家から徒歩5分でコンビニと駅があるよりも、徒歩5分で牛がいた方がいいと思うワタクシのご先祖も元を正せば濃厚民族だったのでしょうね。いや農耕でした。
Posted by バードメン at 2011年11月23日 09:05
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